ニュースリリース

>> 上記以前の新着情報

会社概要

有限会社 環境未来

〒862-0910
熊本県熊本市東区健軍本町17-32
TEL : 096-360-8188
FAX : 096-243-8388

営業エリア

熊本県全域・九州各県

熊本市、八代市、人吉市、荒尾市、
水俣市、玉名市、山鹿市、菊池市、
宇土市、上天草市、宇城市、阿蘇市、
天草市、合志市、美里町、玉東町、
南関町、長洲町、和水町、大津町、
菊陽町、南小国町、小国町、産山村、
高森町、西原村、南阿蘇村、御船町、
嘉島町、益城町、甲佐町、山都町、
氷川町、芦北町、津奈木町、錦町、
多良木町、湯前町、水上村、相良村、
五木村、山江村、球磨村、あさぎり町、
苓北町、福岡県、佐賀県、長崎県、
大分県、宮崎県、鹿児島県など

LED照明について

LED照明の気になる疑問・Best 3

LED照明への不安 BEST 3

LED照明は、消費電力を抑えることによる経済効果とCO2削減効果が期待できる、現在主流の照明器具です。5年前に比べ、LED照明の普及はかなり進んでまいりました。製品も価格が安定し、経費削減効果が見込めたことが大きな要因です。

しかしながら、イニシャルコスト(初期投資額)が高額になればなるほど、その決断はより慎重になるのは仕方のないことです。
そこで、LED照明器具を導入するにあたり、不安や疑問について当社で調査を行った結果、右のとおり回答をいただきました。(5年前とだいぶ状況が変わっております)

第1位 本当に40,000時間点灯し続けるのか?

  • LED照明が世に出て日が浅く、実際に長期間点灯し続けた実績がないのでは。(熊本市・保険代理店様)
  • LED照明は中国製や韓国製が多いと聞く。本当に長時間使用できるのか疑わしい。(熊本市・商店様)

LEDの省エネ効果は周知されていますが、商品の品質に疑問を持たれている方が多いようです。

5年前当時は、LED照明の歴史(開発の歴史ではなく、商品化後の歴史)が浅く、実際に長時間点灯し続けた実績というものはほぼ存在しませんでした。
40,000時間というのは、決められた試験・検査に基づいた理論値であり、これを実測するためには、たとえ1日24時間点灯しっぱなしの状態でも、4年7ヶ月(40,000時間≒1,667日≒4.57年)掛かります。
現在では、実際に40,000時間使用を続け、なお明るさを新品当時の70%以上を保持している状態が多くの現場で確認されています。
ちなみに今から10年前は、LEDの寿命は20,000時間程度と言われておりました。この期間で寿命は既に倍になっています。現在では40,000時間以上の長寿命を謳う商品も散見されますが、「JIL 5006:白色LED照明器具性能要求事項」に則り、現在でも40,000時間が基準とされています。
ところで、LED照明の寿命といっても、40,000時間を超えたら点灯しなくなる、という訳ではありません。
通常、LEDの寿命の定義は「輝度が50%まで落ち込んだ状態」を現します。しかし、これはあくまで電子部品としてのLEDの寿命であり、照明器具としてのLEDの場合、50%の輝度では暗くて照明として使い物になりません。
一般の蛍光灯は「光束が70%に落ち込んだ状態」を寿命と定義していますので、LED照明の場合もLED製造各社が初期輝度の70~80%を目安に寿命を定めているようです。

当社がLED照明をお客様にお勧めする際、実はこれが一番の課題でした。
消費電力が抑えられることは、LEDの性質上もはや疑うものではなく、商品を提供する立場として、「より高品質で、より低価格なLED照明」を探し求める必要があったからです。
お客様に自信を持ってお勧めできるLED照明を見つけることは、とても難しい事でした。理由は、これこそお客様の不安と全く同じで、確固たる実績がないからです。
LED照明を製造・販売する会社はとても多く、商品説明を見ても「省エネ」「高寿命」と書かれているだけでした。商品の性能表を見てもその差に違いがあっても、実用に支障のある差がなく、どれを見ても同じにしか見えないからです。

そこで、当社はLED照明器具ではなく、器具を製造している会社に注目しました。
LED照明販売の市場は歴史が浅く、新規参入が多いため、まず当社は「照明器具の老舗」を探しました。
「老舗(しにせ)」は、事業年数が長い分商品知識に精通し、利益至上主義ではなく顧客満足を考える優良企業が多いと考えたためです。
その老舗を探したことで、次の条件はあっさり当てはまりました。その条件とは「保証」です。
近年、商品の保証というものは、法律に基づきメーカーが定める「基本保証」と、販売店が独自に設定し、メーカー保証期間以上をサポートする「延長保証」を行うパターンを多く見受けます。
当社が選んだ会社は、メーカーによる基本保証だけで5年(ただし1日20時間未満の使用)が設定されており、他社(基本2年+延長が最も多いパターン)と比較しても、保証の条件が良かったのです。(2010年9月現在)
商品も、工場は中国ですがOEM販売(他社の製品を自社ブランドで販売)ではなく自社製品であり、ISO9001・14001取得企業ということもあり、保証期間の長さを考えても、商品の品質はよいであろうと判断いたしました。

結論として、「本当に40,000時間点灯し続けるのか?」に対する当社の答えは、
「実績として40,000時間使用をし続け、品質が証明されています」
「保証サービスがしっかりしている商品であれば、重大なリスクがなく安心して導入できます」
と考えております。

第2位 本当に照明をLEDに変えたら費用対効果が見込めるのか?

  • イニシャルコストが高く、本当にランニングコストで償却できるのか甚だ疑問だ。(熊本市・医院様)
  • 本当に費用対効果が見込めるなら、もっと普及しているのではないか。(八代市・製造工場様)

エネルギーの使用の合理化に関する法律、いわゆる省エネ法の改正により、特にコンビニエンスストア等ではいち早く照明器具のLED化が行われました。

実際、多くの事業者様が照明のLED化を躊躇される理由は、間違いなく「初期投資額(イニシャルコスト)」が高いからです。
では、なぜイニシャルコストが高くなるのでしょうか?

例えば、蛍光灯を取り替えるタイミングはいつでしょうか。
もちろん、光が弱くなったとき・点滅しはじめたときに、1本ずつ取り替えます。量販店で買えば、1本あたり1,000円でもお釣りが来ます。
ところで、このタイミングで1本ずつLED照明に取り替えることができたら、と思ったことはありませんか?
一番理想的なタイミングではありますが、残念ながら、従来の蛍光灯からLED蛍光灯に取り替える場合は、ちょっとした工事が必要になります。
あまり知られていませんが、蛍光灯は蛍光管内の電圧を安定化させるために「安定器」が取り付けられています。
実際、40Wの蛍光灯を取り付けても、40W以上の電力が必要なのは、この安定期にも電力が必要なためです。
しかし、LED照明はこの安定器が不要なため、そのまま取り付けますと、安定器やインバータの故障でLEDが点灯しなくなるなどの障害が発生したり、そもそも省エネのための導入であるはずが、安定器で無駄な電力を使ったりと、いいことが全くありません。
通常、蛍光灯からLED照明に取り替える場合、省エネ性能を100%引き出すためにも、安定器とその配線を取り外す工事が必要になります。他社さまのサイトや、LEDの通販サイトなどでは、安定器の取り外し方法を説明している場合がありますが、これらの作業は難易度は高くないとはいえ、「電気工事士」の資格が必要です。なんらかの問題が発生した場合、資格なき者が作業したことが判明した場合、法律により罰せられる場合がございます。

この理由により、まずは「カンタンにLED照明に切り替えることができない」というのがお解りだと思います。
また、LED照明に取り替える場合、一般的にはあくまでも「一部取り替え」ではなく「総取り替え」になります。理由は、省エネ性能を期待するからです。

さて、肝心な「費用対効果が見込めるか?」という話ですが、各会社さまの照明設備によって結果が異なりますので、「コストシミュレーション(試算)」してみないと解りません。
当社では、消費電力は20~50%削減が可能な商品を取りそろえております。この削減幅に開きがあることで、償却期間に差が生じます。たった数年で償却が終わる場合もあれば、10年以上償却が終わらないケースもあります。
ただ、5年前では比較的最新の照明設備を揃えていると、LED照明に取り替えた場合でも、省エネには貢献できますが、残念ながら費用対効果が出ないケースも実際に存在しましたが、現在ではほぼすべての現場において、費用対効果が見込めるようになりました。

カタログやホームページ等に記載されている削減効果は、あくまでもモデルケースです。
身近なところで言えば、戸建て住宅のオール電化を想像していただければ、4人家族で年間の光熱費削減がどれくらいといったシミュレーションが可能です。しかし、ビルや工場、施設となれば、照明の数もかなりの数になります。部署単位で点灯時間が違うことになれば、それだけ光熱費の試算も複雑になります。費用対効果の試算は正直「難しい」と言わざるを得ません。
当社からご案内するコストのシミュレーションは、あくまでも概算であり、目安にしかなりません。その中でコスト削減を意識するのであれば、常日頃から「節約」の気持ちを持って、少しでも支出を抑えるという意識を持つことが大事ではないでしょうか?

結論として、「本当に照明をLEDに変えたら費用対効果が見込めるのか?」に対する当社の答えは、
「消費電力は間違いなく抑えられますが、初期費用が高く、会社の照明設備によって効果に差が生じますが、導入いただいたほぼ全ての現場で、費用対効果が認められました
「LED照明を導入しても、日頃からの省エネの意識を忘れず、節約に努めることが大事です」
と考えております。

第3位 将来、LED照明器具の価格が安くなるのではないか?

  • 商品は普及すれば価格は下がる。今のLED照明はまだ高いと思う。(熊本市・アミューズメント店様)
  • 初期投資額が高くてすぐに導入することができない。価格が下がるのを待ちたい。(合志市・農場様)

5年前はお客様からこのような声を多くいただきました。確かに、商品が普及すれば需要が伸び、商品コストも下がる、というのが従来の考え方でした。

しかし、商品の価格は5年前と比べ、さほど変わらないどころか、値上がりした灯具も存在します。これは主に材料となる「半導体の供給不足による高騰」などが考えられます。

当社では5年前、このページで「未来のことは誰も予想ができません。確かに、商品が普及すれば価格が下がるのは一般的な考え方です。」とお伝えしておりましたが、結果的にはそうなりませんでした。
それを踏まえて、LEDへの取り換えのタイミングを躊躇するのは、初期費用以外になにがあるのでしょうか?

では、1年後にLED照明の単価が10%安くなった場合を想定してみましょう。
1年待つことで何が変わるでしょうか? それは単純に、1年分の光熱費削減分の差が発生します。
例えば、40W直管の蛍光灯が2本、安定器込みで90Wの消費電力のものを想定します。
年間240日、1日16時間点灯した場合、電気料金を1kW当たり24円とすれば、90W×16時間×240日×0.024円≒8,294円になります。同条件で1年間、23WのLED蛍光灯を2本46Wで点灯した場合、46W×16時間×240日×0.024円≒4,239円となります。
この光熱費の価格差は、4,055円となります。すなわち、1年でLED照明2本で4,055円(1本で2,027円)以上安価になった場合、1年待った方がおトクになります。
ちなみに、今回のケースで取り上げたものは、当社が取り扱っておりますLED照明器具であれば、2本46W・電源ユニット込みで約40,000円です。つまり、1年後に同じ商品が10%安くなり、36,000円になったとします。
その場合、現状取り替えても、1年後に取り替えても、効果は全く変わらないことになります。
もちろん、1年後に商品が10%安くなる保証はどこにもありませんし、現実的な話ではありません。
価格が1年間変わらなかった場合、1本あたり約2,000円の光熱費をロスしたことになります。それは、既存の蛍光灯の本数が多ければ多いほど、その価格は広がっていくでしょう。

結論として、「将来、LED照明器具の価格が安くなるのではないか?」に対する当社の答えは、
「思い立った時が好機です。待てば待つほど光熱費の削減のチャンスを逃していることを考えましょう」
「まずはコストシミュレーションで、年間の照明に掛かる費用を把握してみましょう」
と考えております。